当施設は「加算型老人保健施設」です。

【加算型老健とは】
平成30年4月の介護報酬改定では、施設区分が更に細分化され、「その他型」「基本型」「加算型」「強化型」「超強化型」の5種類に区分されることになりました。

加算型や強化型、超強化型は、厚生労働省が定める要件を満たした在宅復帰・在宅支援機能が高いと認められた介護老人保健施設のことです。
施設区分は、以下の10項目の実績に応じたポイント合計で区分されることになり、
加算型は10項目の実績に応じたポイント合計で40ポイント以上満たすことが条件です。


①在宅復帰、②ベッド回転率、③入所前後訪問指導割合、④退所前後訪問指導割合、⑤居宅サービスの実施数、⑥リハ専門職の配置割合、⑦支援相談員の配置割合、⑧要介護4又は5の割合、⑨喀痰吸引の実施割合、⑩経管栄養の実施割合

当施設では改定以来現在まで試行錯誤しながら施設運営をしてまいりましたが、
この度「加算型老健」の算定要件を満たしたことにより、令和5年4月1日付にて今までの「基本型老健」から「加算型老健」に転換いたしました。

これに伴い、施設入所サービス、および(介護予防)短期入所療養介護サービスにおいて、『在宅復帰・在宅療養支援機能加算(Ⅰ)【34単位/日】 』を算定させていただきます。
利用者負担分は1日あたり36円~107円の増額となります。

皆様にはご負担をお掛け致しますが、老健施設として在宅支援のみならず、重度者要件等いくつかの役割が評価されての変更でございますゆえ、何卒ご理解の程よろしくお願い致します。

PDFでご覧になる方はこちら